01

最初の30日は、成果より仕事の進め方を理解する

最初の30日は、組織の目的、顧客、関係者、情報の置き場所、報告の基準を理解する期間です。小さな仕事を任せ、開始前の確認と終了後の振り返りを短い間隔で行います。

評価では処理量だけを見ず、目的を確認したか、期限を合意したか、困った時点で相談できたかを確認します。仕事の基本動作を早い段階で共通言語にします。

  • 担当業務が顧客や組織へどうつながるか説明できる
  • 依頼を受けたときに目的・期限・成果物を確認できる
  • 相談すべき状態と相談先を理解している
02

31〜60日は、小さな仕事を一人で完結させる

基本動作を理解したら、範囲が明確な仕事を計画から報告まで任せます。上司は手順を先に教え切るのではなく、本人の進め方と想定リスクを聞いてから補足します。

途中確認の時刻をあらかじめ決めると、放置と過干渉の両方を避けられます。結果だけでなく、どの情報から何を判断したかを振り返ります。

03

61〜90日は、曖昧さのある課題へ範囲を広げる

90日に近づいたら、追加確認や優先順位付けが必要な課題を扱います。本人に仮説、確認事項、最初の行動を整理させ、上司は判断基準とリスクの見落としを支援します。

一人で抱えることを自立と捉えず、適切なタイミングで関係者を巻き込める状態を目標にします。

04

各段階の終了時に、次の任せ方を合意する

30日、60日、90日の節目では、できたこと、支援が必要なこと、次に任せる仕事を本人と上司で合意します。印象だけでなく、実際の成果物、ケース回答、相談記録を材料にします。

全員を同じ速度で進めるのではなく、到達基準は共通にしながら、経験や配属業務に応じて順番と支援量を調整します。

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