最初の30日は、成果より仕事の進め方を理解する
最初の30日は、組織の目的、顧客、関係者、情報の置き場所、報告の基準を理解する期間です。小さな仕事を任せ、開始前の確認と終了後の振り返りを短い間隔で行います。
評価では処理量だけを見ず、目的を確認したか、期限を合意したか、困った時点で相談できたかを確認します。仕事の基本動作を早い段階で共通言語にします。
- 担当業務が顧客や組織へどうつながるか説明できる
- 依頼を受けたときに目的・期限・成果物を確認できる
- 相談すべき状態と相談先を理解している
31〜60日は、小さな仕事を一人で完結させる
基本動作を理解したら、範囲が明確な仕事を計画から報告まで任せます。上司は手順を先に教え切るのではなく、本人の進め方と想定リスクを聞いてから補足します。
途中確認の時刻をあらかじめ決めると、放置と過干渉の両方を避けられます。結果だけでなく、どの情報から何を判断したかを振り返ります。
61〜90日は、曖昧さのある課題へ範囲を広げる
90日に近づいたら、追加確認や優先順位付けが必要な課題を扱います。本人に仮説、確認事項、最初の行動を整理させ、上司は判断基準とリスクの見落としを支援します。
一人で抱えることを自立と捉えず、適切なタイミングで関係者を巻き込める状態を目標にします。
各段階の終了時に、次の任せ方を合意する
30日、60日、90日の節目では、できたこと、支援が必要なこと、次に任せる仕事を本人と上司で合意します。印象だけでなく、実際の成果物、ケース回答、相談記録を材料にします。
全員を同じ速度で進めるのではなく、到達基準は共通にしながら、経験や配属業務に応じて順番と支援量を調整します。
新人研修を、配属後に自分で考えて動ける力へ。
マナーや知識だけで終わらず、曖昧な依頼、報告・相談、優先順位付けを実務ケースで学ぶ法人向け新人研修。1名月額2,000円、最低人数なし。 管理者・受講者の両画面を7日間確認できます。